ヒールの高い真っ赤なシューズにドットのコートにトラウザーで始まったCDGのコレクションはとてもガーリーでフェミニン。
フリルやボウタイシャツ、ヒールの高い靴、ノーカラーのジャケット、ウエストを絞ったコート、キュロットやボトムスの見えないコート、スカート、大きな花柄。
レディースに使われる表現が多く使われており、それがいっそうフェミニンな印象を強めている。
しかしメンズの流行を抑えていない訳ではない。クロップド丈のパンツやダブルブレストのアイテムを多く取り入れており、男性も勿論違和感無く着用することができるだろう。
今までよりレディースとメンズの溝が狭まった、そんなコレクションだと感じ、モードでは無いが、これが日本人の提案するジャポニズムモダンなのだと思う。
