interview Hedi Slimane Part2

インタビューPart1

V:Saint Laurentに就任した後、貴方はメゾンの構造の大幅な変更<オーバーホール>に着手していますね?
H:構造の変更に着手する前には深く考えた。モードより先に有るのが基礎、表徴、表現手法であり、私たちの最重要課題の一つはアトリエの価値を高めYves Saint Laurent 独自のクチュールの伝統を取り戻させることである。
私は同時に新しい建築コンセプトも考えていて、既存ブティックの改築や新規店舗のオープンを予定しています。
そして、生産は常に重要であると私は考えています。コレクションの精神と調和させるために再編成が必要不可欠だった。
これら全ては多くの時間とエネルギーを必要としたが、幸運に恵まれたよ、的確な仕事をし、熱中し夢中になれるチームに支えてもらったことを神に感謝している。

V:貴方は<Saint Laurent>とブランド名を改めましたが何故でしょうか?
H:それには明確な理由がある。Yves Saint Laurentのプレタポルテの正当な形を取り戻す為に必要不可欠だと感じたからだ。
私は1996年のYves Saint Laurentのプレタポルテのコレクションが一世風靡した時代の精神と意思を取り戻したい。
Tournon通り21番地の彼初のブティックでYves Saint LaurentとPierre BergéはオートクチュールのYves Saint Laurentと分けるためプレタポルテをSaint Laurent Rive Gaucheと名付けた。
コンテクストや主張を想起させ、若さと自由の到来を告げました。。Saint Laurent Rive Gaucheのモダングラフィック、Isabel Hebreyの建築デザイン、縫製や顧客の厚遇で一線を画していた。Saint Laurent Rive gaucheはその時代において必要とされ、人を惹き付け、衝撃を残した。プレタポルテをSaint Laurentとすることは名前、字体、起源を取り戻す意味を持っています。
Rive Gaucheという呼称はYves Saint Laurentにとって重要なものではあるが、その後何回も採用されは消去されてきた経緯、また彼自身が日常的にSaint Laurentと呼んでいたことから本質的な部分のみ採用し、SAINT LAURENTとした。
オリジナルのロゴ:カサンドラは残します。